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福島・西中央に複合施設「DAY to DAY」 カフェや生花店も

スタッフ集合写真

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 複合施設「DAY to DAY(デイトュデイ)」が9月13日、福島・西中央にオープンした。

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 経営は建設設計事務所「アーキトリップ」(西中央)。オープンのきっかけについて、社長の桑名翔太さんは「普段、建築や設計事務所に足を運ぶ機会はほとんどない。暮らしの中にあるカフェと生花店を併設させることで設計事務所をもっと身近なものにしたいと思い、複合施設にしてオープンすることにした」と話す。

 店内は人工物を使わず石や木といった自然素材で構成することで、「インテリアや雑貨、花などが主役となる空間に仕上げる」という。店舗面積は約46坪。

 店名の由来について、桑名さんは「『日々』『生活』『暮らし』から取っている。施設は非日常的な空間を演出しているが、施設に訪れた人がこの空間からいいと思ったものを日常に持って帰ってもらうことで、暮らしが少しでも豊かになるようにという思いを込めた」と話す。

 市内のイタリアンレストラン「Aoyagi(アオヤギ)」オーナーシェフの青柳拓也さんが監修するカフェ「bis(ビス)」もオープン。コーヒーやナチュラルワイン、クラフトビールなどのドリンクと地元の食材を使ったスイーツやブランチメニューを提供する。バリスタは、「Little Collins 423(リトルコリンズ)」の屋号で店舗を持たずに福島県内で出店していた小林悠(はるか)さんが務める。

 生花店は、イベント出店やフラワーアレンジメント教室などの活動をしていた「Le soleil(ル ソレイユ)」が出店。生花を中心にプリザーブドフラワーなどを取り扱う。生花は川俣町の「アンシュリーム」をはじめ福島県産のものをそろえているのが特徴。店主の神(こう)裕美さんは「『花を自宅に飾ってもらう』ことをコンセプトにしている。花を飾る習慣がない人にも生活に取り入れて貰えるような出合いを提供したい」と話す。

 桑名さんは「コーヒーを飲んだりプレゼントに花を買いに来たりした時など、目的以外の出会いがある場所にしたい。そして、今後は作り手や作家にスポットが当たるような場所にもできれば」と話す。 

営業時間は10時~17時(生花店は18時まで)。火曜定休。

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