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震度6強の地震乗り越え 福島の酒店で営業再開、訳あり商品も

来店を呼び掛ける「中屋酒店」店主の田中信幸さん

来店を呼び掛ける「中屋酒店」店主の田中信幸さん

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 2月13日に発生した福島沖地震で被災した福島市の「中屋酒店」(福島市置賜町、TEL 024-522-2913)が15日、営業を再開した。

地震直後の店内

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 13日23時8分に発生した福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震で、福島市内は震度6強を観測した。ブロック塀の倒壊や瓦が落下するなどの被害が出ている。福島市で被災した店主の田中信幸さんは「酒瓶が落下して割れるなど被害があった」と振り返る。

 今年で創業91年になる同店では常時約2000本の酒類を販売している。13日の地震では約3分の1の商品が割れるなど被害があった。「落下防止のロープなどを施していたが、被害が大きかった」と田中さん。

その中でも割れずに残ったがラベルなどが汚れてしまったり、ふたがゆがんでしまったりした酒類を通常の価格から2割引で販売する。田中さんは「中身には問題ないので、安心してお買い上げいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時30分。日曜定休。

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