福島に移住・転入した女性向けのワークショップを6月18日から、福島市の一般社団法人「tenten(テンテン)」(福島市大町)が「働く婦人の家」(入江町)で開催する。
「WELCOMEワークショップ」と題し、結婚や転勤などの理由で福島県北地方に移住・転入した女性を対象に開く同イベント。福島市内外で活躍している人を講師に招き、仲間づくり交流会(アイスブレーク)のほか、福島県産の花や柿、蜂蜜を材料に使ったワークショップを予定。同法人の西村沙織さんは「転入女性に福島のことを学びながら楽しんでほしい。このワークショップのために、講師と一緒に内容を考えた」と話す。
同様のイベントを2018(平成30)年と2019(平成31)年にも2回ずつ開いており、今回で5回目。これまでに延べ55人の転入女性が参加している。本年度から福島県県北地方振興局が主催し、同法人が企画・運営を担当する。秋には二本松市でも開催予定。
西村さんは「コロナ禍での開催だが、つながりを作る場が激減している今こそこのような場が必要とされていると思う」と話す。「定員を減らし、できる限りの感染症対策をしている。ぜひ参加してもらえれば」とも。
開催日時は、6月18日・25日、7月2日・9日の10時~12時。参加費は全4回分で2,000円。定員8人。申し込み締め切りは6月10日。別途託児あり(定員各日4人・要申し込み)。