福島の夏の名物「福島わらじまつり」が8月6日~8日の3日間、福島駅前通りとZoomで開催される。
今年で52回を迎える同祭。2019年の開催時には約30万人の観光客が集まった。福島商工会議所の小場将文さんは「通常開催をしたかったが、どうしても密になってしまう。感染状況を踏まえ、踊りを披露したい思いも強く、オンラインでの開催に至った」と振り返る。
2019年には「わらじ音頭」をリニューアル。「昨年は開催中止だったので、音頭をリニューアルしてから1回しか披露できていなかった」と小場さん。今年はZoomを使い、福島駅前通りの会場から生配信を予定。オンラインで「わらじ踊り」の様子を配信する。福島駅前通りにはクレーンで大わらじをつり上げ展示するほか、一般公募した「創作わらじ」の展示も予定。
「踊れなくても、手を振って参加するだけでも大丈夫。みんなで楽しめれば」と参加を呼び掛ける。Zoom参加の締め切りは26日。配信は7日のみ、18時~と20時~の2回配信予定。8日の大わらじ奉納は一般非公開で行う。