「福島わらじまつり」をPRする動画を募集する「Wara Tube(わらチューブ)コンテスト」を現在、福島青年会議所(福島市大町)が行っている。
福島の夏の名物「わらじまつり」。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受け大規模な開催を見送っている。規模を縮小しオンラインで祭りを行うが、街なかでの神事や大わらじつり上げなどのイベントは中止。同企画について、主催する福島青年会議所の菅野太喜さんは「このまま祭りを忘れてしまいたくない、忘れてほしくないという思いから、どんな情勢でもできる企画をと思い『わらじまつり』をPRする動画を公募することにした」と振り返る。
同企画は「わらじまつり」をさまざまな視点から取り上げ、1分~3分の動画にしたものを一般公募するもの。祭りに関するものであれば、踊りや歴史についてなど内容は自由。菅野さんは「実際に祭りに行ってみたくなるような動画が理想」と話す。応募は福島市または川俣町の小学生から大学生までの青少年が対象。「青少年育成の目的も込めて募集対象とした」と菅野さん。
応募方法は、応募者自身のユーチューブチャンネルに動画を限定公開でアップロードし、URLを同所ホームページの応募フォームから送信する。「わらじまつり」実行委員会のメンバーを中心に、動画制作のプロを含め7人が審査する。
菅野さんは「自分たち祭りに携わってきた人以外の新しい視点で、いろいろな切り口で動画を作成し応募してもらえれば」と呼び掛ける。
募集は8月17日17時まで。