福島県立高校の部活動3団体が出演する「文化で拓く未来 高校生によるアートオンステージ」が11月23日、「とうほう・みんなの文化センター」(福島市春日町)で行われる。
公益財団法人「福島県文化振興財団」が主催する同イベント。開催のきっかけについて、同法人の藤田新也さんは「コロナ禍で発表や大会をオンラインなどでしか実施できなかった高校生の文化活動を、大きな舞台で披露する機会を提供できればと思い開催に至った」と話す。
出演するのは県立塙工業高校和太鼓部、県立相馬農業高校郷土芸能部、県立あさか開成高校フラ・タヒチアンダンス同好会の3団体。それぞれ全国規模の大会へ出場した経験を持つ。先行イベントとして同館2階「ルネサンス広場」では、県立福島西高校デザイン科24期生18人が制作した、縦2.3メートル・横1.9メートルの大型絵画を展示。展示は12月24日まで。当日は同館の公式ユーチューブチャンネルでライブ配信も予定する。
藤田さんは「高校生らの文化活動のさらなる発展を目指している。これから高校を目指す小中学生から学生時代が懐かしい世代まで、福島の文化を担う高校生にエールを送ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
13時30分開場、14時30分開演。