福島市でワインとイタリアンを提供するバー「福島ワイン酒場」(福島市置賜町)が12月1日、「福島ワイン酒場 S2021」としてリニューアルした。
2012(平成24)年にオープンした同店。リニューアルのきっかけについて、店主の鈴木勝幸さんは「独立志望があったが、なかなか独立するタイミングがなかった。今回縁があり前店主から店を託してもらえることになり、リニューアルした」と振り返る。前店舗で8年勤めた鈴木さん。「前店舗の思いを引き継ぐ意味でも名前は変えないようにした」とも。
コンセプトは「一度は行ってみたい、憧れる店」と鈴木さん。同店ではカジュアルなワインから珍しいワインまで取りそろえ、料理人歴22年の鈴木さんが作る創作イタリアン料理を提供。鈴木さんは「居酒屋よりもおしゃれに、レストランよりカジュアルな雰囲気にできれば」と話す。
リニューアルと同時にメニューも一新した同店。「お薦めは炭火で焼く『酒場の手作りソーセージ』(500円)」と鈴木さん。飲食店限定プレミアムビール「ガージェリービール」もそろえる。
鈴木さんは「福島の飲食店に活気が戻るよう、ワイン酒場から盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~23時。火曜定休。