宮城県石巻産のカキを提供する「わたなべ鮮魚店」(福島市栄町)が12月15日、福島駅前にオープンした。
肉を中心に提供する居酒屋「わたなべ精肉店」(陣場町)系列の同店。オープンのきっかけについて、店主の渡辺堅三さんは「縁があり宮城県石巻市万石浦でカキの養殖を営んでいる人と知り合い、福島でも新鮮で低価格なカキを提供したいと思いオープンに至った」と振り返る。
「コンセプトは『週2回通える居酒屋』」と渡辺さん。店内は昭和の居酒屋をイメージした造りで、木材などを使いアットホームな空間に仕上げる。席数は、カウンター=8席、4人掛けテーブル=1卓、6人掛けテーブル=4卓。
メニューは万石浦直送のカキを使った「生ガキ」「蒸しガキ」などで、系列店同様、「レモンサワー」(以上100円)も提供する。
渡辺さんは「福島でもおいしいカキを食べてほしい。新鮮なカキを提供し続けることで、常連ができて地域の人との交流もできれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~14時、17時~24時。