福島市の福島成蹊高校(福島市上浜町)の「JRC・IACクラブ」が現在、書き損じた年賀はがきの寄付を呼び掛けている。
地域貢献活動や保育園との交流活動などを行う同クラブ。昨年も寄付を呼び掛け全国から1898枚を集めた。書き損じはがき11枚で、発展途上国の子どもが1カ月間学校に通える寄付につながるという。
同クラブは校内放送で生徒らに寄付を呼び掛けるほか、ポスターを作って一般からの寄付も呼び掛けている。書き損じ年賀はがき以外に古い未使用のはがきも受け付ける。
同クラブ部長の渡辺心路さん(2年)は「コロナ禍で例年とは違った活動だった。書き損じはがきの支援で、世界の子どもたちの命が助けられる。今後も活動していければ」と意気込みを見せる。
募集は1月31日まで。集めたはがきは「日本ユネスコ協会連盟」を通して換金し寄付する。