福島の広告代理店「ファンギミックス」(福島市大町)が2月16日、飲食店の料理をネット上で注文しテークアウトできるサイト「motteca(もってか)福島」を開設した。
地域ポータルサイトなどを運営する同社。テークアウトサイト開設のきっかけについて、社長の森山大介さんは「コロナ禍で客足が減り大変な思いをしている飲食店を少しでもサポートできればと思い、テークアウト専門のサイトを開設することで協力しようと開設した」と話す。
同サイトは加盟する飲食店のテークアウトメニューを掲載し、客はネット上で注文できるもの。注文したメニューは希望した日時に店で受け取れる。現在17店がメニューを掲載している。掲載されているメニューは弁当やピザ、お好み焼きなど100種以上。森山さんは「外食が難しい状況だが、店で食べる味をそのまま自宅で楽しんでもらえれば」と話す。
まん延防止等重点措置の延長が検討されている福島市。森山さんは「今だからこそできることをと考えている。たくさんの人に利用してもらい、状況が落ち着いたら実際に店に足を運んでもらって料理を食べてもらえれば」と利用を呼び掛ける。「いずれはデリバリーにも対応できるようカスタマイズしていく予定」とも。