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福島県桑折町の空き家を改築しシェアオフィスに 街に活力を

シェアオフィスとして改装する建物の外観

シェアオフィスとして改装する建物の外観

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 福島県桑折町の「桑折まちづくりネット」(桑折町谷地)が、地元の空き家を改修しシェアオフィス・コワーキングスペースに改装する。

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 同町の空き家対策に取り組む同団体。取り組みのきっかけについて、同団体庶務の小野紀章さんは「空き家を減らす取り組みの中で、その物件を使う人がいなければ利活用は進まないと考えた。町に移住する人の職の部分を支えることで移住へのハードルを下げられればと思い、シェアオフィスとしての活用に至った」と振り返る。

 物件は2階建てで、延べ床面積は26坪。シェアオフィス3部屋、コワーキングスペース2部屋と共用スペースを設ける。「元々は店舗兼住宅だった。店舗部分は現在『空き家相談所』として活用しているため、今回は住宅部分が改修の対象」と小野さん。「相談所もいずれはチャレンジショップなどにして活用できれば」とも。

 現在、名称を公募している。小野さんは「町内外問わず、創業や起業など新しい取り組みにチャレンジする人が利用してくれるような名称が望ましい」と話す。募集は今月28日まで。名称が選ばれた人には図書カード5,000円分を贈る。

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