福島で春の交通安全運動に合わせバス会社や県警による安全の呼び掛けが4月5日、市内で行われる。
6日~15日の春の交通安全運動に先駆け行う呼び掛け。そのきっかけについて、参加する福島西交通(福島市笹木野)の渡辺智之社長は「今回が2回目の呼び掛け。コロナ禍で県内のバス稼働が減少し、運行せず車庫にとどまったままのバスを活用して有志で交通安全活動を行おうと思い始めた」と振り返る。前回は昨年12月、郡山市内で行ったという。
当日は同社のほか県内のバス会社有志と福島県警、福島地区交通安全協会が集まる。「コープふくしまいずみ店」(森合清水)では中型バス2台とパトカー1台を展示し、運転席に座り写真撮影が可能。その後、同店から福島駅西口に向けパレードを行う。渡辺さんは「当社としても活動を行うことで、事故を起こさないという社内の意識を高めると同時に、交通事故が一件でもなくなれば」と話す。
6日から新学期が始まる。渡辺さんは「交通ルールを守り、楽しい学校生活を送ってもらえれば」と呼び掛ける。
実施時間は、コープふくしまいずみ店=9時45分~10時45分、福島駅西口=11時30分~12時。バス、パトカーの展示は「コープふくしまいずみ店」のみ。