ワインの祭典「ワイン ヴァン ヴィーノ フクシマ2022」が9月23日、ふくしま駅前まちなか広場(福島市本町)で開催される。
同イベントは数多くのワインとフードのペアリングを楽しめる野外イベントで、今年は3年ぶりの開催となる。
会場には県内外から参加するレストランが16店舗、福島でワイン製造をしているワイナリー3軒のほか、福島の農作物を扱ったマルシェ「グッデイマーケット」のブースが並ぶ。
実行委員会長の梅田勝実さんは「生産者の方からワインや農産物の背景やストーリーを聞きながら試飲、購入できるのが当イベントの魅力の一つ」と話す。
併せて、福島市内を桃で埋め尽くすキャンペーン「ふくしまピーチホリデイ」とのコラボイベントも実施。その場で懸賞に応募できるスタンプラリーイベントで、メニューには福島で雹(ひょう)被害に遭った農家の果物を使う。
梅田さんは「東日本大震災をきっかけに、ワインを通じて福島を盛り上げたいという気持ちから2011年、このイベントを初めて開いた。コロナ禍を経験したことで震災のとき同様、当たり前の日常の大切さを感じている。十分な感染対策をしたうえでイベントを 開催し、飲食店の盛り上げに加え、何よりお客さまの元気と笑顔につなげたい」と意気込みを見せる。
開催時間は11時~20時、入場料は500円(飲食は別途料金)。入場時にトライタン樹脂製のワイングラスを貸与する。