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福島の飲食店主らが米焼酎「吹島」提供開始 只見の醸造元と共同開発

「吹島」を手にする「フクシマギフターズ」のメンバー

「吹島」を手にする「フクシマギフターズ」のメンバー

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 福島駅周辺の飲食店店主らが集まり発足したNPO法人「フクシマギフターズ」(福島市置賜町)が7月21日、米焼酎「吹島(ふきしま)」の提供を始めた。

米焼酎「吹島」

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 2021年に同NPOが発足し、第1弾として発売した福島のクラフトビール「スノーラビット」シリーズに続く同商品。福島にちなんだユニークな商品を開発したいと、かねて親交があった只見町の米焼酎醸造メーカー「ねっか」と共同で開発。福島県の名前の由来を紹介する伝説集「信夫伊達風土記」にも書かれていることを参考にしながら、「吹島」と名付けたという。

 アルコール分20度という「飲みやすさ」と、只見の米の香りが特徴だという。同NPOの赤間さんは「いろいろな料理との相性も良く、ロックはもちろん、炭酸や水割り、ジャスミン茶などで割ってもおいしい」と話す。

 先行販売として、同NPOメンバーの飲食店で提供。今後、福島市内の飲食店でも提供が始まる。当面、小売りは予定していない。

 同NPOの西戸さんは「20度のすっきりとした味わいのオリジナルの米焼酎なので、普段は米焼酎を飲まない人にも楽しんで飲んでほしい」と呼びかける。

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