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瀬上の自家製中華そば「すずらん」が1周年 会津地鶏や那須御養鶏使う

自家製中華そば「すずらん」店主の髙橋由香さん

自家製中華そば「すずらん」店主の髙橋由香さん

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 福島・瀬上の自家製中華そば「すずらん」(福島市瀬上町、TEL 024-502-2207)が11月20日で1周年を迎えた。

「すずらん匠味噌そば」(950円)

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 オープンのきっかけについて、店主の高橋由香さんは「子どもの頃からずっと、食べ物に関する店を開きたいと思っていた。ラーメンが好きなのでラーメン屋をやると決め、老舗旅館の料理長の下で料理を学んだ」と振り返る。「埼玉出身だが、リンゴや桃がおいしくて、縁のある福島で店を開きたかった。4人の子どもを持つシングルで、女性を応援したい気持ちがあり、女性だけでやりたいと思った」とも。

 白とナチュラルな木目を基調にした内装で、席数は、カウンター4席、4人がけのテーブル4卓、6人がけのテーブル1卓。

 オープンから1年がたち、高橋さんは「毎日わくわくしている。遠くから来てくれる方もうれしいが、常連さんが来てくれて、毎日同じ顔を見られるのが本当にうれしい」と話す。

 麺は国産小麦をブレンドした、自家製の多加水麺で、スープは会津地鶏や那須御養鶏でだしを取っている。高橋さんの「お薦め」は、しょうゆベースの「すずらん中華そば」と、炭火焼き焼き豚、那須御養卵半熟煮卵、辛子明太子などをのせた「ゆかぽの賄い丼」をセットにした「ゆかぽ賄いセット」(1,200円)、瀬上町で江戸時代から続く内池平蔵商店のこうじみそを軸に数種類のみそを合わせた「すずらん匠味噌(みそ)そば」(950円)、自家製のしょうゆだれをかけて食べる「那須御養卵 卵かけご飯」(300円)。

 「調理はもちろん、メニューにするまでの過程や食材管理にも手を抜かないことを学んだ。最初と同じように丁寧な仕事を続けていきたい。新メニューの開発や親子で楽しめる麺作り教室など、喜んでもらえることをやっていきたい」と高橋さん。

 営業時間は11時~16時。月曜定休。

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