福島・まちなか広場(福島市本町)で12月17日、イルミネーション「ミライノヒカリ」の点灯式が開かれる。主催は「二十歳の同窓会2021プロジェクト実行委員会」。
2021年、福島市成人式が開かれたがコロナ禍で同窓会などの交流活動が制限されたため、代替の交流の場として新成人が集う機会を作る目的で発足した同実行委員会。令和4年福島市成人式対象の大学生4人、社会人7人が運営している。今年成人になった若者らが自ら主体となって企画・運営することで、ふるさと福島市への関心を高め、郷土を愛する機会、福島市へ回帰するきっかけを創出することも目的にしているという。
イルネーション「ミライノヒカリ」は、福島大学70年記念プロジェクト「希望のヒカリ」との共催。同実行委員長で福島大学3年の本多美久さんは「新成人がそれぞれ持つ色を放ちながら大きく飛躍してほしいと願いを込めた『ミライノヒカリ』と、子どもたちに輝いてほしいという願いを込めた『希望のヒカリ』に共通する思いがあったので共催することになった」と話す。期間中、直径最大180センチのものを含め大小さまざまな光るオブジェを設置する。制作の模様はインスタグラムで公開している。
点灯式では点灯セレモニーのほか、市内大学生、高校生など7団体によるステージパフォーマンスを行い、キッチンカーなど飲食店6店舗が出店する。ほかにも、インスタグラムでハッシュタグを付けて投稿するフォトコンテストも行う。入賞者には景品を進呈する。
「実行委員みんなで、同級生や地域の人たちが楽しめる企画を準備してきた。一人でも多くの同級生が今回のプロジェクトを機にまた、ふるさと福島市に集まり、同窓会で語れなかったあの頃の思いなどを語り合ってもらえたら」と本多さん。「私たちの成長した姿とこれまでの感謝の気持ちを伝えられるような時間にしたい。楽しんでもらえたら」とも。
点灯式は14時~18時(点灯セレモニーは17時から)。「ミライノヒカリ」の点灯時間は17時~23時。点灯、フォトコンテスト募集は1月31日まで。