福島駅西口複合施設「コラッセふくしま」(福島市三河台)で3月6日、県のクリエーター育成塾「誇心館(こしんかん)」の修了式が行われ、49人の塾生が修了した。
福島県出身のクリエーティブディレクター、箭内道彦さんが館長を務め、「トップクリエーター」6人が「師範」となり県内のクリエーターを指導する同事業。塾生は8月の入塾から約半年をかけ、福島県の魅力や正確な情報を発信する広告の制作に取り組んだ。
今回の修了式では、師範から広告物の制作を終えて修了を認められた塾生に対して修了証書の授与と各師範から成果の発表が行われた。成果物は、福島県産品のブランディングや福島の魅力を発信するラジオドラマ、福島県民一人一人の声を集めたウェブサイトなどさまざま。
塾生からは「日本のクリエーティブ業界の最前線で活躍する師範の下でクリエーティブに携わることができ、とても貴重な体験ができた。今後、福島県のクリエーティブの底上げとなる活動につなげられたら」と意気込む声が聞かれた。
今回制作された作品は3月6日・7日の2日間、コラッセ福島2階・クリエイティブビジネスサロンで展示している。入場無料。