「3.11震災復興ボクシングスパーリング大会」が3月11日、伊達市保原町の保原体育館トレーニングハウス(伊達市保原町)で開催された。野宮ボクシングフィットネス(福島市北沢又字川原)とボクシング&フィットネス伊達(旧保原ボクシングクラブ=伊達市保原町)の共催
かつて野宮ボクシングフィットネスの周年イベントとして行われていたスパーリング大会。10周年を迎えた2019年から、「3.11震災復興ボクシングスパーリング大会」と題し、保原体育館トレーニングハウスに場所を移し、ボクシング&フィットネス伊達と共催で行っている。ボクシング&フィットネス伊達代表の松浦さんは「周年の時期と重なることもあって、復興を祈願するイベントとして行うことにした。より環境の良い場所に会場を移した」と話す。
福島県内外から12団体、約70人が参加。キッズ、一般、シニアの部に分かれ、1マッチ35試合が行われ、MVPには宮城・新港ジム所属の大塚李基選手が選ばれた。「共催してから4回目。今までで一番白熱した大会だった」と松浦さんは話す。
「毎年開いていきたい。保原体育館は野宮さんと私が28年前に福島国体の県代表として試合をした場所。ゆくゆくは国体の時のように会場を満席にしたい」と意気込みを見せる。