カフェ「百草園(バイソウエン)」(福島市仁井田、TEL 024-546-3052)が福島市仁井田にオープンして、4月6日で3カ月がたった。
オープンのきっかけについて、店主の小倉友美さんは「コロナ禍で日常生活に心身ともに疲れ切ってしまっている人が多いと感じた。そんな人たちの癒しの場となる空間をつくりたかった」と話す。「その空間で、無添加のデザートやおいしい料理を提供もできたら」とも。
中国の手作り菓子や中国茶を提供する同店。店名の由来については「好きな中国人作家『魯迅(ろじん)』の作品の中に登場する楽園のような場所の名前が『百草園』という。お客さまにとって、楽園のような場所になりたいと願いを込めた」と小倉さん。
小倉さん「お薦め」のメニューは「豆花(トウファ)」(1,080円)と「酸梅湯(サンメイタン)」(390円)。「どちらも中国の代表的なスイーツとドリンク。春からの季節メニューとして提供しているので、ぜひ食べてほしい」と小倉さん。
オープンから3カ月を迎え、「スイーツや料理の飾り付けや空間を褒めてもらう反響があってうれしい」と小倉さん。今後については、「一人でも多くの人に来てもらえるように、地元の人に愛される店を目指したい。季節ごとのメニューを出すことで、お客さまに楽しみを提供したい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~17時。火曜・日曜定休。