レストラン「フードアトリエ Tsuki to Kaze(つきとかぜ)」(福島市本内、TEL 050-5266-0888)が5月10日、福島市・本内にオープンした。
店主の星野雅彦さんは武蔵野栄養専門学校(東京都)を卒業後、給食事業やカフェや喫茶店で調理指導などを行い、飲食事業に約35年携わってきた経歴を持つ。
オープンのきっかけについて、星野さんは「サラリーマンは55歳でサラリーマンをやめようと考えていた。同時に80歳までは働きたいという目標もあったので、その目標を達成するためにも夢の一つだった飲食店を持つことを決意した」と話す。
郊外の住宅街に構える同店。「『隠れ家的な店』をコンセプトにしたいと考えている時に今の物件を見つけた。少し古い一軒家なのに、中2階がある造りに魅力を感じてここに決めた」と星野さん。店内は星野さんが約4カ月かけてリノベーションしたという。席数は、カウンター5席、4人がけテーブル2席、2人がけテーブル3席の計19席。
メニューは「とろーりエビクリームオムライス」「スパイスポークカレー」(各1,550円)など。「メニューは、季節ごとや仕入れに応じてメニューは変更する予定。季節の移ろいを食事で感じてもらえれば」と星野さん。「ディナー営業は1日1組の予約制で、目の前で調理するライブキッチン形式で行う。他ではない楽しみ方を提供できれば」とも。
オープンを迎え、「店内は落ち着く雰囲気づくりをしている。ゆっくりと食事と空間を楽しんでいただければ」と星野さん。「まずは店を軌道に乗せたいと思っているが、今後はスイーツ店もやりたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~20時30分(ディナーは1日1組の予約制。予約がない日はフリー営業)。日曜・月曜定休(月曜はディナーのみ営業)。第2・4日曜にはスイーツの販売も行う(完全予約制)。