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福大生が金谷川駅前のコンテナ活用しイベント 3店でフード提供

コンテナ開拓者(フロンティア)メンバーの柳内治人さん(左)、大澤翔世さん(中央)、大平ひまりさん(右)

コンテナ開拓者(フロンティア)メンバーの柳内治人さん(左)、大澤翔世さん(中央)、大平ひまりさん(右)

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 イベント「金谷川から始まる一歩」が7月15日・16日の2日間、金谷川駅前にある金谷川コンテナ(福島市金谷川)で開催される。

「コンテナ開拓者」のかき氷

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 主催の「コンテナ開拓者(フロンティア)」は、福島大学2年生の3人から成る有志団体。発足の理由について、代表の大澤翔世さんは「金谷川コンテナは多くの福大生が通る場所にあるが、利用する人は少ない。同世代の人たちに知ってもらう取り組みをすることで、金谷川を活性化したいと思った」と話す。

 団体初の開催となる同イベントでは3店のフードを用意。コンテナ開拓者は、ブルーハワイ、イチゴ、マンゴーといった3種のかき氷を販売する。「ふわふわの氷にフルーツや練乳をトッピングした、オリジナリティーのあるかき氷」だという。

 ほかにも、ハンバーガー店「夢幻(むげん)バーガー」、飯坂の老舗和菓子店「一味庵」が出店する。夢幻バーガーは大澤さんの先輩の福大生が営む店で、普段は福島駅前の居酒屋で間借り営業している。当日はハンバーガーとホットドッグを販売。「牛100%のハンバーガーは、肉々しく食べ応えがあっておいしい」と大澤さんは薦める。

 一味庵は、「溶けても溶けない葛(くず)アイス」を販売する。味はカフェラテ、あずきミルク、いちごミルクのほか、福島産の桃を使った期間限定のピーチもそろえる。「不思議な食感の溶けないアイスは、土産にもぴったり」(大澤さん)

 当日は福島大学のオープンキャンパスも行われるため、来場者にもアピールしたいという大澤さん。「福大生の生の声が聞ける場所なので、ぜひたくさん話してほしい。『自分も何かやりたい』と思っている人に自分たちの姿、若者の力を見てもらえれば」と話す。

 今後については、「金谷川コンテナを自分たちがやりたいことをやる、夢をかなえる場所にしたい。古着屋も開いてみたいし、菓子やコーヒーの店をやりたいと考えている方々とのコラボもしてみたい」と意欲を見せる。

 開催時間は11時~17時。入場無料。

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