ビールイベント「ビアフェスふくしま2023 Vol.2」が8月11日～13日の3日間、福島市のまちなか広場（福島市本町）で開催される。

前回、6月開催の様子

　2008（平成20）年に始まった同イベントは今回で14回目。実行委員長の五十嵐章浩さんは「コロナ禍の影響で2020年から3年間は開催できなったが、皆さんの生活も通常に戻ってきたので、今年は開催に至った。福島県内の地ビールの味わいどころと共に、地元福島の食材の魅力を実感していただくのが目的のイベント」と話す。

　前回6月開催時は44銘柄のビールを販売。フードは2ブースが出店し、約3500人が来場した。今回は福島県内のブルワリーをメインに、茨城県、栃木県のブルワリー、ドイツ、ベルギー、アメリカなど海外ビールを取り扱う業者も参加して70銘柄を販売するほか、フードも4ブース出店するなど規模を拡大する。「生のクラフトビールを65銘柄味わえるのも魅力」とも。実行委員会フードブースでは、福島市のフレンチ「ムッシュカンノ」の菅野茂さん、イタリアン「アル ソーニ」の渡邉昭徳さんをゲストシェフに迎え、福島県産牛サーロインステーキ、ペンネ、カポナータ、ローストビーフなどのフードを提供する。カナダ人シェフが作るハンバーガーやスペアリブも「お薦め」だという。

　特設ステージでは市内のミュージシャンよるステージパフォーマンスや、12日には大友良英さん率いるバンド演奏も予定している。そのほか、福島空港発着札幌行きペア旅行クーポン券、福島空港発着大阪行きペア旅行クーポン券、出店ブルワリーお薦めビール1杯券、フードブースで使える300円分クーポン券などが当たる抽選会も開く。

　「たくさんのおいしい生のクラフトビール、福島県の食材を中心としたおいしい料理、そしてステージイベントをぜひ楽しんでほしい」と五十嵐さん。

　開催時間は10時～20時（13日は19時まで）。抽選会は18時から（13日は17時～）。