飲食店「握飯と旬彩佳肴 やまと」(福島市置賜町)が5月15日、福島市置賜町にオープンした。
置賜町の居酒屋「田舎の味と旨(うま)い酒 やまと」に続き、2店舗目となる同店。オープンのきっかけについて、店主の半澤佳輝(よしき)さんは「店長は前職の同僚。物件さえあれば出店したいと相談を受けていたところ、タイミングよく知り合いから今回の物件を紹介してもらったので一緒に出店することにした」と話す。
「ワンランク上のおにぎり屋」をコンセプトにする同店。店長の佐藤和馬(かずま)さんは「おにぎりは、注文が入ってから握り始めることにこだわっている。米は国見町産の『コシヒカリ』、具材は福島県産の食材を季節ごとに変えながら提供する。何度でも通いたくなる店を目指したい」と話す。
佐藤さんの「お薦め」は「福島牛ローストビーフ」(2,000円)、「福島牛100%ハンバーグ」(1,500円)、「福島牛レアカツ」(1,300円)。「おにぎりだけでなく、割烹料理にも力を入れている。メインのおにぎりはもちろん、お酒と合わせて料理も楽しんでほしい」と佐藤さん。
オープンを迎え、佐藤さんは「実際に店立ってみて、今までになかった出会いや景色を見ることができてうれしい」と話す。今後については、「『福島、東北をやまとから元気に』を目標にしている。2、3年前に比べると人の動きは出てきたが、まだまだ足りていない気がする。やまとを目的に外出する人が増えて街全体が活気であふれるようにしたい」と意気込みを見せる。