伊達市で11月10日、「だてなフェス」が開催される。主催は、だて青年会議所と地域の高校生らが参加する学生コミュニティー「ダテノワ」。地域と若者が一体となり、チンチン電車広場と保原体育館を舞台にイベントを行う。
チンチン電車広場には飲食ブースやワークショップを行うスペースを用意。保原体育館では、ダテノワが企画する「ダテじゃない伊達なフェス」を行い、高校生たちによるステージ発表やチャンバラの体験イベントを開く。
ダテノワ代表で聖光学院2年の佐藤美優さんは「生まれ育った伊達市のために活動したいと思い、学生代表に立候補した。地元を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。ダテノワを支援している、同会議所代表の海老原嗣さんは「飲食ブースへの出店依頼をはじめ、スタッフ用パーカやリストバンド、ノベルティーの制作など、高校生たちが中心となりフェスの準備を進めてくれている」と話す。
フェスの見どころについては、「聖光学院と伊達高校の生徒による探究活動の成果発表」と佐藤さん。「自分たちが関心を持って取り組んできたテーマを披露できる貴重な場。ポスターの展示や自分たちが制作した防災すごろくの体験コーナーもあるので、楽しんでもらえたら」と話す。
佐藤さんは「初めてのイベントで不安はあるが、高校生らしく最後までやり切りたい」と意気込みを見せる。「多くの方に足を運んでいただき、年齢や性別を問わず地域の皆さんに楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は、チンチン電車広場=10時~16時、保原体育館=10時~17時。