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二本松「福幸祭」で四季花火打ち上げへ CFで支援呼びかけも

四季花火実行委員長の武田良典さん(左)、二本松青年会議所理事長の柚井勉さん(中央)、二本松青年会議所福幸祭実行委員長の安田清眞さん(右)

四季花火実行委員長の武田良典さん(左)、二本松青年会議所理事長の柚井勉さん(中央)、二本松青年会議所福幸祭実行委員長の安田清眞さん(右)

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 二本松市で11月3日に行われる「第14回福幸祭」で「四季花火」が打ち上げられる。主催は二本松青年会議所。

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 福幸祭は2010(平成22)年、「二本松少年隊花火大会」として、戊辰(ぼしん)戦争で戦った二本松藩の兵士たちへの顕彰と供養の思いを込め始めたもの。2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに「福幸祭」と名前を変え、祭りは今年で14回目を迎える。日中はステージを使ったイベントを行い、最後に四季花火を打ち上げる。

 四季花火は2020年に始まったプロジェクトで、年4回の花火大会を開催する。そのうちの1回を、福幸祭で打ち上げる。四季)花火を始めたきっかけについて、実行委員長の武田良典さんは「二本松には菊人形や提灯(ちょうちん祭りという魅力がある。それに加えて、一年を通して楽しめるイベントがあれば二本松が盛り上がると思い立ち上げた」と話す。

 同会議所が現在、クラウドファンディング(CF)で支援を呼びかけている。武田さんは「年々物価高騰で花火の予算を立てるのが難しくなってきている。それでも、地域活性化のために四季花火を存続させたいと思い、CFを立ち上げた」と話す。

 支援は3,000円からで、金額に応じてリターンを用意する。福島県産のコシヒカリや地酒の飲み比べセットのほか、二本松の花火師とオリジナルの花火が制作できるリターンもある。

 「四季花火は大規模な花火大会ではないが、地域の子どもからお年寄りまで楽しみにしてくれているイベント。存続のために少しでも協力していただければ」と武田さん。「二本松に興味を持つ人が増え、いつかは全国的に有名な花火大会になってほしい」とも。

 目標金額は150万円で、募集は9月末まで。

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