
「第40回全国選抜ゲートボール大会」が6月21日・22日、あづま総合運動公園(福島市佐原)とうほう・みんなのスタジアムで開催される。
福島での開催について、公益財団法人「日本ゲートボール連合事務局」の高橋俊さんは「福島県での大会開催は過去に何度かある。東日本大震災以降、福島とは復興支援の一環として協力させていただいた縁もあり、また大会開催地として選びたいと考えていた」と話す。
同大会には、全国の予選を勝ち抜いた84チーム・計523人が参加。3~4チームによるリーグ戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメントに進出する。福島県からは男女2チームずつが出場。男子チーム「デフあいづGBC」は聴覚障害者によるチームで、昨年に続き出場する。
最高齢の参加者は、女性93歳、男性90歳。「93歳の女性が所属するチーム 『鳥取女子』は、優勝候補の一つ」と高橋さん。「これまでの大会でも90歳以上の選手が参加しているが、皆さん、本当にシャキッとしている。ゲートボールが生きがいになっている方も多い」と話す。
大会期間中、福島県産の米を入賞チームに贈る企画も用意する。高橋さんは「以前、福島を訪れた際、米のおいしさに驚いた。この機会に、福島の食の魅力を知ってもらえれば」と話す。
大会は一般市民にも開放しており、会場にはゲートボール体験コーナーの設置。高橋さんは「家族や友人が出場していない方も、ぜひ見に来てほしい。ゲートボールの奥深さと面白さを知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼びかける。
開会式は21日9時20分~。入場無料。