福島県内の菓子店が集まる「第4回 はま・なか・あいづ秋の菓子まつり」が11月14日~16日の3日間、福島県観光物産館(福島市三河南町)で開催される。主催は福島県菓子工業組合。
同イベントには県内各地の42店舗が参加し、和洋問わず季節感あふれる菓子や定番に菓子など約130種を並べる。
開催のきっかけについて、ダイオー(福島市)社長の佐藤卓宏さんは「これまで福島県内には、県内の菓子店が集結する大規模な菓子イベントがなかった。何か一つにまとまって取り組む場を作りたいと考え、『秋の菓子まつり』を始めた。初回から多くの方に来場いただき、好評を受けて第4回を迎えることができた」と話す。「今年は、全国菓子大博覧会での受賞や実績も踏まえ、福島の菓子のレベルや魅力をめて改めて広く知っていただける機会になれば」とも。
今回の目玉の一つが、初の試みとして開催する「ふくしまモンブランサミット」。10種類のモンブランを食べ比べることができる。「出品されるのは、素材や技術にこだわった逸品ぞろいで、和洋菓子の垣根を越えたラインアップになる」と佐藤さん。
佐藤さんは「会場内の『ふくしまラウンジ』では、実演による出来たての和洋菓子を提供する。出来たての菓子をおいしく味わっていただくのはもちろん、職人の技術を間近に見てもらって、子どもから大人まで楽しんでほしい」と話す。
当日は、購入客への特典として、1会計2,000円以上のレシート提示で空くじなしのガラポン抽選に参加できる。最大で菓子商品券、最低でも菓子1個が当たる。
柏屋(郡山市)の本名善兵衛会長は「お菓子は人を笑顔にする力がある。県内の菓子店が一体となるこの機会に、ぜひ足を運んで福島の菓子文化を体感してほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は9時30分~19時。入場無料。