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福島で「とっておきの音楽祭」 心のバリアフリー目指し表現の機会を

チラシを手に開催をアピールする実行委員長の相澤俊一さん

チラシを手に開催をアピールする実行委員長の相澤俊一さん

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 障がい者や高校生らが出演する音楽イベント「とっておきの音楽祭」が9月22日、福島駅西口広場を中心に開催される。

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 宮城県仙台市で2001(平成12)年に初めて開催された同イベント。福島では2011(平成23)に初開催され、今年で9回目を迎える。同イベントについて、実行委員長の相澤俊一さんは「音楽を通して、障がいのある人もない人も楽しめれば。障がい者への偏見をなくして『心のバリアフリー』を目指していければと思い開いている」と話す。

 会場は福島駅西口広場を中心に、東口広場でも開催。障がいを抱えた人や高校生ら27組が出演予定。ダンスや太鼓の演奏、手話を使った歌などを披露する。昨年開催時は福島駅前通りを歩行者天国にし、マルシェイベントと合同開催するなど盛り上がりを見せた。「今年はコロナウイルスの影響もあり、規模縮小して行う」と相澤さん。「コロナで発表の機会を無くしてしまった高校生らに、表現の機会を与えられれば」とも。

 コロナウイルス対策として、会場の出入り口を1つに限定し、検温、アルコール消毒などを行う。観客は出演者らとのハイタッチや声を出しての応援は禁止する。

 相澤さんは「地元の企業のボランティアもあり、開催まで至った。年1回の開催を楽しみにしてくれている人のためにも、小さくても開催することで盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。

 開催時間は9時40分~18時。

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