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福島・太田町にフランス料理店 銀座での修業経て、ふるさとで開業

フランス料理店「La Maison de Kanno Humble(ラ・メゾン・ド・カンノ・アンブル)」店主の菅野健一さん(左)と「Le Manoir D'HASTINGS(ル・マノアール・ダスティン)」の五十嵐安雄さん(右)

フランス料理店「La Maison de Kanno Humble(ラ・メゾン・ド・カンノ・アンブル)」店主の菅野健一さん(左)と「Le Manoir D'HASTINGS(ル・マノアール・ダスティン)」の五十嵐安雄さん(右)

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 フランス料理店「La Maison de Kanno Humble(ラ・メゾン・ド・カンノ・アンブル)」(福島市太田町、TEL 024-529-5783が9月23日、福島市太田町にオープンする。

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 店主の菅野健一さんは伊達市出身。大学卒業後、一般企業に勤務した後、神奈川県横浜市内の飲食店や東京・表参道(現・赤坂)のフレンチレストラン「PIEER GAGNAIRE a TOKYO(ピエール・ガニェール・トウキョウ)」で2年半、銀座のフレンチレストラン「Le Manoir D'HASTINGS(ル・マノアール・ダスティン)」で五十嵐安雄シェフの下、経験を積む。「フレンチをやりたいと思っていた。ピエール・ガニェール・トウキョウは先進的なフレンチ。フレンチをやる上で、クラシックなフレンチも勉強したいと思い、五十嵐安雄シェフに師事した」と話す。

 オープンのきっかけについて、菅野さんは「ふるさとで独立開業したいと思っていた。フレンチになじみのない方もいらっしゃる。福島に新しい風が吹いてくれたらうれしい」と話す。

 看板の「La Maison de Kanno Humble」の文字は五十嵐さんが書いたもの。入り口のドアは、敬意を示し、ル・マノアール・ダスティンのドアを模したものだという。青と白、ナチュラルな木調を基調にした店内。席数は、カウンター4席、4人がけのテーブル2卓。

 メニューは、ランチコース5種(2,980円~)、ディナーコース4種(7,700円~)。アルコール類は、ワイン赤・白(グラス1,400円)、シャンパン(同1,600円)など、フランス産を中心に約40種を用意する。菅野さんの「お薦め」は「ニンジンのムース・コンソメジュレよせ」。「五十嵐門下生の本格フレンチ。しっかりしたものを出したい。テリーヌ、パイ包なども考えている。ワインは、ブルゴーニュ、ボルドー、アルザス、ロワール地方など、フランス産を中心にそろえている。今後もっと種類を増やす予定」と話す。「苦手なものやリクエストがあれば対応したい。誕生日や記念日のプレートなどもできる」とも。

 今後について、「今まで世話になった方々への感謝も込めて、福島県でミシュランに載ることができれば」と意欲を示す。「フランス料理になじみのない方も、おいしい食事とワインを楽しんでいただけたら。大人が落ち着いて楽しめる店にしたい」と菅野さん。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~22時30分。
 水曜・第4火曜定休。

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