福島市の福島稲荷神社(福島市宮町)で毎年恒例となっている正月飾りの販売が12月25日、始まった。
福島稲荷神社の境内では毎年、正月飾りを販売している。出店している「鉢センター高橋」の阿部さんは「今年は宝船や大ぶりの玄関飾りなど高価なものが売れている」と話す。店内にはしめ飾りや鏡餅の上にのせるダイダイなどを所狭しと並べ、店の外まで長蛇の列ができている。
阿部さんは「例年と比べると客足も好調で、販売初日にもかかわらず多くの人に足を運んでもらえうれしい。令和初の年越しということで気持ちが違うのでは」と話す。
だるまや松の枝なども購入している人の姿があった。購入した人からは「今年は家でゆっくりと正月を過ごしたい」「今年は台風の被害なども多く大変だった。来年は平和な年になってほしい」などの声が聞かれた。
正月飾りの販売は今月31日まで。