「余目(あまるめ)一輪車クラブ」の発表会が1月19日、ウィル福島(福島市鎌田)で開催された。
福島市と伊達市を中心に活動する同クラブは2011(平成23)年に世界大会で優勝、2013(平成25)年には2位になった実力のあるクラブ。今年で創立15周年を迎え、記念の発表会となった。4歳から高校生を中心とした26人のメンバーが、華麗な衣装を身にまとい、1年間の練習の成果を披露した。
「パプリカ」「北風小僧の寒太郎」などの曲に乗せ、35の演目を披露。スピンや一輪車の上に立ち上がるアクロバティックな技が決まると観客から大きな拍手が寄せられた。同クラブの特徴であるストーリー性のある演目も披露され観客を魅了した。
メンバーの一人である保原小学校6年の原涼華(りょうか)さんは「たくさんお客さんがいて緊張したが、一輪車を通じて出会った仲間と良い演技を披露することができて良かった」と笑顔を見せた。
監督の佐藤菜花(さいか)さんは「15年間の総まとめができた。一輪車は手をつないで仲間と演技することが魅力。これからも一輪車の魅力を広めていきたい」と今後の意気込みを見せた。