福島の磐梯吾妻スカイラインが4月17日に再開通し、同時に浄土平レストハウスもオープンした。
冬季期間は通行止めになるため同施設も休業していたが、2度の再開通延期を経て、ようやく再開通、同施設も再営業を果たした。しかし、16日の緊急事態宣言発出に伴い休業が余儀なくされた。
標高1600メートルに位置する同施設のイートインスペースを運営している玉萬食品の菅野社長は「この日のために何日も前から準備し、営業できる日を楽しみに待っていた。今日無事に再オープンした途端、たった今、休業をする旨の連絡が入り残念で仕方ない」と肩を落とす。来店客へ川俣シャモ汁を振る舞う予定だったが、コロナ感染の影響で振る舞うこともできなくなってしまったという。
訪れていた福島市内在住の野崎さんは「先日たまたま高湯温泉に宿泊していて、今日の再開通に来ることができた。せっかくスカイラインが開通したのに、レストハウスがまた明日から休業になるのは少し残念」と話す。
休業はゴールデンウイークの終わりまでを予定しているが、この先の状況次第で延びる可能性もある。この日のレストハウスは1日限りの再オープンとなってしまった。