スパイスのみで作るカレーとコーヒーを提供する「CAFE ROSA(ローザ)」(福島市大町)が7月15日、オープンした。
4月にオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受け延期を余儀なくされた同店。店主の小林正喜さんは群馬県出身。東京電力社員として2013(平成25)年、福島で勤務した。その後、宮城などに転勤を繰り返す中で小林さんは「最後は福島で仕事をしたい、福島でコミュニティーが活性化する何かができないかという思いが強くなり早期退職。福島へ単身移住した」と話す。「地域住民が集まれる場所づくりができればどんな店でも構わなかったが、縁あってカフェの開業ができた」と言う。
店内は、1階がカウンターとテーブル=計6席、2階がテーブル=10席。2階や店の貸し切りも可能。「お薦めのメニューは、こだわりのスパイスのみで作るカレー(500円)」と小林さん。本格的なカレーが苦手な人のために甘めのカレーも用意する。夜はアルコールも提供。
小林さんは「転勤でいろいろなところに住んだ経験や、そこでつながった縁がたくさんある。何かあればあの店に行ってみたらと言ってもらえるようになれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、平日=7時~19時、土曜・日曜・祝日=9時~19時。