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福島で本田勇介さんピアノリサイタル 感染対策の中、ショパンなど演奏

演奏するピアニスト・本田勇介さん

演奏するピアニスト・本田勇介さん

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 ピアニスト・本田勇介さんのピアノリサイタル「指先が奏でる秋の色」が11月26日、「ふくしん夢の音楽堂」(福島市入江町)で行われた。

 宮城県出身で、コンクールでの受賞経験もある本田さんを招いた。開催のきっかけについて、主催するNPO法人「ふくしま福活」の佐藤淳子さんは「コロナでコンサートの延期や中止が多くなっている。コロナで落ち込む皆さんに生の演奏を届けたいと思い開催に至った」と振り返る。「感染防止のため、少人数での開催を決めた」とも。

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 本田さんは武蔵野音楽大学を卒業。在学中から多数の演奏会やコンクールに出演し、2007(平成19)年には第15回ブルガリア国際音楽コンクールでグランプリを受賞。

 当日は、ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」「告別」、ショパンの「英雄ボロネーズ」などを演奏。本田さんはリズムに合わせて体を弾ませたり、足踏みをしたりなど全身を使って表現した。アンコールではクロード・ドビュッシーの「月の光」を演奏。計6曲を披露した。

 観客はマスクを着用し、応援は全て手拍子で行われた。会場内には扇風機を設置し、室内の空気を循環させるなどの感染症対策を講じた。演奏を聴いた人からは「心が洗われるようだった」「福島だけではなく、世界でも活躍してほしい」などの声が聞かれた。

 本田さんは「来てくれたお客さまに、少しでも日常から離れたひと時を感じてもらえればと思い演奏した。また開催できれば」と意気込みを見せる。

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