福島市柳町・御倉町の阿武隈川に架かる天神橋~信夫橋間にある旧4号線と川沿い(隈畔)で12月12日、イルミネーションが点灯した。
柳町・御倉町振興会の主催で、今年が10回目となる同イベント。1999(平成11)年に信夫橋のたもとで始まった「百合の木イルミネーション」の流れをくみ、今年で通算21回目の開催となる。6000メートル超のテープライトが、柳町・御倉町の3エリア、全長1.8キロで輝いた。
点灯式は「御倉邸」(福島市御倉町)下の隈畔船着き場前で行われ、クリスマスアイテムを身に着けた参加者がクリスマスムードを盛り上げた。近隣の幼稚園・小学生の代表園児・児童らがイルミネーションのスイッチを押すのが恒例行事になっている。玉こんにゃく、甘酒、鍋の振る舞いの他、抽選会も行われた。
同イベントは冬の風物詩として近隣の人に親しまれ、毎年12月12日に点灯式を行っている。同振興会会長の蓮沼さんが「毎年少しずつ増やしてきた」というテープライトの長さは6000メートルを超えた。「今年も地域の人たちと、商店、事業所の人たちの協力のお陰で開催することができた」と目を細める。「イルミネーションの光で見る人に元気になってもらえれば」とも。
点灯時間は17時~21時。1月15日まで。