福島・土湯温泉の「第44回土湯こけし祭り」会場で4月21日、「世界こけし美人コンテスト」が行われた。
コンテスト出場者の年齢制限は無く、自薦他薦問わず、「我こそは土湯こけしが一番似合う美人だ」と思う人であれば誰でもエントリーできる。出場者はそれぞれお気に入りのこけしを選び、ステージでアピールするスタイル。今回が初開催となる同コンテストには20人の女性がエントリーした。
優勝したのは、ハンガリーから来日中の留学生、ネデブ・ゴタさん(福島大学1年生)。当日は同じ大学の留学生数人と、日本の三大こけしでもある「土湯こけし祭り」を楽しんでいた。こけしのどんなところが好きかという質問に、「こけしはハンガリーの柄に似ているから好き。優勝するなんて驚いた。日本のいい思い出になってうれしい」と笑顔を見せた。
コンテストに参加するために初めて土湯温泉を訪れたという参加者の姿もあり、コンテスト主催者は「こんなにエントリーしてもらえてうれしい嬉しい」と話していた。