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「ラヂウム玉子」のパッケージと「赤べこ」がコラボ コロナ終息願う

「阿部留商店」で販売されている「ラヂべこ」

「阿部留商店」で販売されている「ラヂべこ」

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 福島市で「ラヂウム玉子」を販売する「阿部留商店」(福島市飯坂町湯野)と会津の伝統玩具「赤べこ」がコラボした「ラヂべこ」が昨年末から販売されている。

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 ラヂウム玉子のパッケージデザインをあしらった会津の伝統玩具「赤べこ」を「ラヂべこ」と呼ぶ同商品。開発のきっかけについて、担当する同店の奥田さんは「今年が丑(うし)年ということもあり、昨年1月ごろに企画を始めた」と振り返る。「インターネットで白い『赤べこ』を見つけ、これならデザインできるのではと思い立った」とも。

 平安時代にまん延した疫病を赤い牛が払ったという伝説がある「赤べこ」。奥田さんは「コロナの終息を願って『赤べこ』とのコラボを考えた」と話す。

同商品は西会津町で「赤べこ」などを作る「野沢民芸」(西会津町野沢)が製作。白を下地に、赤・青・黄のラヂウム玉子のロゴを牛の背中にデザイン。野沢民芸の早川さんは「最初に奥田さんからデザインの提案を受けて、かわいらしくてスタイリッシュなデザインだと思った」と話す。同商品は職人が一つ一つ手作りで製作する。「『ラヂウム玉子』の赤・青・黄と白がとてもマッチしていて、かわいらしく仕上がった」と早川さん。

 奥田さんは「SNSでも好評。魔よけや疫病よけとして愛されてきた『赤べこ』に、今こそ疫病終息を祈願できれば」と話す。

 価格は、1個=2,200円、赤・青・黄の3色セット=6,000円。同店店頭とホームページで扱う。

 営業時間は8時~19時。

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