京都の町家をイメージした福島市の居酒屋「旬を彩る台所 一凛」(福島市北矢野目)が4月4日で3周年を迎えた。
地元の野菜を使ったおばんざい料理をメインに提供する同店。オープンを振り返り、店主の佐藤由香さんは「飲食店を経営するのが初めての経験だった。前職で飲食店と関わることが多く、自分でも開いてみたいという思いが強くなり、オープンに至った」と振り返る。「亡くなった祖母が焼き鳥店を経営しており、祖母の飲食に対する思いを継ぎたかった」とも。
同店は京都の町家をイメージした落ち着いたデザインに仕上げ、カウンター6席、小上がり6人掛け2卓を用意。「土鍋で炊いた米を使ったおにぎりやお茶漬けがお薦め」と佐藤さん。「地域の人や常連さんに支えられた3年間だった。常連さんからの声援が励みになった」とも。
3周年を記念して、ボトルキープを1,000円引きで提供。来店客にはオリジナルのタオルを進呈する。佐藤さんは「初心を忘れず、感謝を忘れず頑張っていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~23時。日曜定休。キャンペーンは今月17日まで。