福島市のパセオ通り沿いにある老舗中華料理店「石林(シーリン)」(福島市本町)が福島駅「エスパル福島」(栄町)に7月15日、2号店をオープンする。
ラーメン店だった区画を改装しオープンする同店。オープンについて、店主の日比野恒夫さんは「33年目にして2号店をオープンする。調理場のスペースや席数を考慮して、昔から人気のあるマーボー豆腐と担担麺で勝負することにした」と話す。
同店は駅の中、駅の外からも入店が可能。席数は26席。本店の雰囲気に近付けるため、テーブルは黒、壁はグレーに仕上げている。
提供するのは、ご飯とザーサイ、スープが付いたマーボー豆腐(並・四川=950円)と、汁なし・白ゴマ・黒ゴマの担担麺(各950円)。麻婆豆腐は激辛(1,000円)もあり、ご飯はお代わり自由。担担麺は唐揚げ3個が付いたセット(1,250円)も用意。牛肉は米沢牛、豚肉は三元豚を使い、豆腐は市内の豆腐店から仕入れた国産大豆の豆腐を使うという。
日比野さんは「以前から駅近くに店を出したかったので、チャンスだと考えている。コロナ禍での出店は冒険だが、何よりオープンできることがうれしい」と話す。
営業時間は11時~20時。