福島市の「こむこむ館」(福島市早稲町)で8月21日、幼児・児童を対象にした職業体験イベント「自分の夢を見つけよう!お仕事体験2021」が行われた。
同館と「アオウゼ」(曽根田)がコラボし初開催となる同イベント。開催のきっかけについて、同館担当者は「コロナ禍でほとんどオンラインでのイベントを開催してきたが、体験・体感型イベントを復活させたいという思いと、保護者からの要望もあり開催に至った」と振り返る。「福島の中心市街地の活性化のためにも、近隣の店に協力してもらった」とも。
当日は生花店・教諭・漫画家・薬剤師体験など10のプログラムを行い、幼児・児童ら225人が参加。プログラムの一つ「やってみよう!おすし屋さん体験」の講師として参加した「すしところ辰巳」(栄町)店主の熊倉喜人さんは「子どもたちは真剣に話を聞いてくれて、実際に握りずしも握ってもらった」と話す。午前と午後の部合わせて12人が参加したという。
新型コロナウイルス感染症対策として参加は事前募集で受け付けた幼児・児童のみ。入館時の消毒や検温を行い、館内のこまめな換気をしたほか、午前の部、午後の部などに回数を分けて開いた。
担当者は「コロナ禍ではあるが、非常に人気のイベントになった。来年以降も開催できれば」と意気込みを見せる。