お好み焼きの専門店「大阪お好み焼き 粉まる」が10月13日、福島市の「パセナカミッセ」(福島市置賜町)内にオープンする。
お好み焼きを専門に提供する同店。オープンのきっかけについて、店主の久内(きゅうない)政夫さんは「個人的にお好み焼きが大好きで、店を持ちたいと思いオープンに至った」と振り返る。「生まれも育ちも大阪なので、大阪の家庭の味を福島の人に知ってもらいたかった」とも。
同店ではオリジナルのだし出汁を使い、お好み焼きを焼く。「大阪はだしの文化がある。だしに始まりだしに終わると言っても過言ではない」と久内さん。厚さ1センチの鉄板で焼き上げ提供する。自宅でもお好み焼きをよく作るという久内さん。家族に振る舞っているという。
席数は、カウンター=2席、4人掛けテーブル=2卓。赤をキーカラーに取り入れ、壁にメニューを掛ける。メニューは「豚玉」「イカ玉」「エビ玉」(以上770円)、豚・イカ・エビの「ミックス」(1,170円)、「ネギ焼」(880)円など。「東日本の豚肉文化に合わせた」と久内さん。「お薦めは牛すじを煮込んだ『どて焼』(350円)」とも。
お好み焼きはテークアウトも可能。久内さんは「お好み焼きは高級食材などを使わないB級グルメだが、おいしく食べてもらえるお好み焼きを作っていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~22時。