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福島駅前「レ・フルール」、再開発で閉店へ 桑折に新店舗、特産品アピールへ

閉店する「ワイン&フレンチ レ・フルール」の外観

閉店する「ワイン&フレンチ レ・フルール」の外観

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 福島駅前の「ワイン&フレンチ レ・フルール」(福島市栄町)が12月25日で閉店する。

店主の南澤学さん

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 2000(平成12)年に新町にオープンした同店。その後、栄町に移転し営業を続けていた。店主の南澤学さんは「福島駅東口地区の再開発に伴い、閉店することになった」と話す。「21年間変わらずに営業を続けられた」とも。同店がある栄町周辺は、建物の建て替えなどの再開発地域に指定されている。

 南澤さんは「常連だった中学生の女の子が、お子さんを連れてまた顔を出してくれたときはうれしかった」と目を細める。同店では閉店に際して、和牛フィレ肉のステーキやタルトタタンなど含むビストロコース「メモワール」(1人3,500円)を提供。その他、21日~23日限定でクリスマスコース「デルニエール」(同=1万5,000円)を1日限定5組に提供する。いずれも要予約、「メモワール」は18日まで。閉店当日の25日にはオープンの18時から翌朝まで「サヨナラパーティー」を開催。

 「家族で桑折町に移住し、そこで新たな店を予定している」と南澤さん。同町の食材を使ったメニューや、同町発祥のリンゴ「王林」のタルトタタンなどを提供する予定だという。南澤さんは「支えてくれた常連さんには大変感謝している」と話す。「次の店では町の特産品をアピールしていければ」とも。

 営業時間は18時~23時。月曜定休。

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