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福島・本町に無人型宿泊施設 中長期滞在やインバウンド需要見込む

スタッフの鈴木美悠さん

スタッフの鈴木美悠さん

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 無人型宿泊施設「EL AMARILLO(エルアマリージョ)」(福島市本町)が5月1日、福島市本町にオープンした。

和室

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 キッチンや風呂・トイレを完備し、1グループ6人まで貸し切り可能な和室と、共用のミニキッチンやシャワールーム、洗濯機や乾燥機を備え、部屋ごとにカラーが異なるキャビンルーム5部屋がある。

 オーナーの伊藤さんは2021年4月にも、ゲストハウス「La Union(ラウニオン)」を同所に開いている。今回のオープンのきっかけについて、伊藤さんは「インバウンドのお客さまを中心に満室になることが続いていた。その中でも中長期滞在の方やムスリムの方など、さまざまなバックグラウンドを持つ方が世界各地から利用するため、それぞれの食文化に対応できるようキッチン付きの宿も必要と考えた」と話す。

 入居するビルの外観が黄色だったことから、スペイン語で黄色を意味する「エルアマリージョ」という店名を付けたという。

 伊藤さんは「今後も遊休不動産の利活用をさらに進め、今あるものの良さに気付ける事業を、さらに展開していきたい」と意気込む。

 16時チェックイン、10時チェックアウト。料金は、キャビンルーム1人3,980円~。

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