福島を拠点に活動する女子中学生の軟式野球チーム「福島アブレイズ」が3月発足現在、選手を募集している。
発足のきっかけについて、監督の林俊康さんは「現在活動している女子小学生の軟式野球チーム『スマイルふくしまガールズベースボールクラブ』を、進学を機に卒団した子どもたちが野球を続けられればと思い、女子中学生の軟式野球チームを作ろうと思った」と振り返る。「中学生になると、男子に混ざって野球を続けることが困難に感じる女子が多い。そういった子が野球を続ける場を作れれば」とも。
同クラブは県内各地の女子中学生選手を集め活動する。チーム名の由来について、林さんは「『情熱』『燃え上がる』という意味を込めた」と話す。チームカラーは赤。ユニホームにも赤を取り入れる。
中学校で他の部活動に入っていても入団可能。現在、会津や相双地区から参加を希望する選手もいるという。「遠方から通う選手のため、活動場所を固定せず県内各地で練習を予定している」と林さん。8月に京都府で予定されている「全日本中学女子軟式野球大会」への出場を目標に取り組むという。
「あづま陸上競技場」(佐原神事場)で3月6日同クラブの説明会を開く催予定。林さんは「野球が好きで興味があれば経験は問わない。みんなで楽しく活動できれば」と参加を呼び掛ける。
入会費無料、年会費1万円。主に日曜に練習を予定。