4月3日で前店舗を閉店した福島・土湯の中華料理店「招福萬来みらく」が同29日、福島市荒井に移転オープンする。
シャキシャキ食感と甘みのあるキャベツが特徴の「開運満月餃子」
同店は、1966(昭和41)年、福島市土湯で創業。今年で56周年を迎える。移転のきっかけについて、店主の渡邉さんは「創業当時から、店舗を変えずにやってきたが、老朽化や東日本大震災と3月にあった地震の影響による被害が大きく、続けることが難しくなった」と話す。
農業体験施設「だいこん村」に移転することになった同店。「移転先を探していた際、知人の紹介でだいこん村を訪れた。その時、自然豊かなロケーションに一目ぼれした」という。「地域社会と一体化し、人と食材のご縁を大切にしたい地域循環をつくるというコンセプトも合致した」とも。
同店「お薦め」メニューは、シャキシャキ食感と甘みのあるキャベツが特徴の「開運満月餃子(ギョーザ)」(4人前20個入り、2,200円)と、渡邉さん考案の鶏むね肉をメインとした、わさびじょうゆ醤油で食べる「筋肉水餃子」(1人前6個入り、550円)。「ダイエットをしている人やアスリートでもカロリーを気にせずに食べてほしいと思い考案した」と渡邉さん。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~21時。月曜定休。オープン記念で先着300人にランチョンマットを進呈する。(1グループに付き1枚)