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福島の欧風居酒屋「にしざき」が11周年  震災とコロナ禍乗り越える

欧風居酒屋「にしざき」店主の西崎正人さん

欧風居酒屋「にしざき」店主の西崎正人さん

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 福島市の欧風居酒屋「にしざき」(福島市置賜町)が8月で11周年を迎えた。

外観

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 店舗物件の契約を交わした翌日に東日本大震災に見舞われ、開店を延期。2011(平成23)年8月にオープンした。「食材や人材も集まらず、やむを得ず3カ月延期してオープンした」と店主の西崎正人さんは話す。席数はカウンター7席、4人掛けのテーブル2卓。

 西崎さんの料理人歴は約40年。「ワンオペでやっているので、お客さんにも助けてもらいながらやっている。おしゃれな皿を作ろうと思っていなくて、おいしいかおいしくないか、ちゃんとした食材を使って、今まで培ってきた技術を使ってお客さんに提供する。それを11年間やってきた」
福島県産黒毛和牛の芯々やランプのステーキ(以上2,080円)が「よく出る」という。

「コロナ禍の影響を受けてはいるが、利益よりもお客さんに喜んでほしい。11年間やってきたことを核として、10年後、20年後もブレずに変わらずやっていきたい。それができなくなったら店を閉める時。そういう姿勢でやっていきたい」と西崎さんは話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~無くなり次第終了、ディナー=18時~23時。日曜定休

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