食べる 買う

クラフトビール醸造所「イエロービアワークス」、福島駅近くにビアスタンド

来店を呼びかける加藤絵美さん_左から2番目_とスタッフの方々

来店を呼びかける加藤絵美さん_左から2番目_とスタッフの方々

  • 1

  •  

 福島市・大町に8月27日、ビアスタンド「Yellow Beer Works(イエロービアワークス)」(福島市大町、TEL 024-563-3003)がオープンする。

外観

[広告]

 福島市大笹生の米農家でクラフトビールの醸造も手がける。店主の加藤絵美さんは「醸造所を約2年前に設立し、ありがたいことに県内外から反響を得ることができた。今後はもっと多くの人に自分たちが造ったビールを届けるため、醸造所を大きくし製造量を増やそうと考えた。その時、ビールの流通を図る場として店を持ちたいと思いオープンに至った」と振り返る。

 同店では、イエロービアワークスで醸造したクラフトビールをはじめ、自身で栽培している米を使ったおにぎりなどのフードを提供する。加藤さん「お薦め」メニューは「おむすびボックス」(平日ランチ限定、550円)と「おむすび定食」(土日ランチ限定、750円)。「大きめにむすんでいるので男性でも食べ応えがあると思う」と加藤さん。

 内装は、建築家・アサノコウタさんがプロデュース。加藤さんは「福島学院大学の学生が授業の一環で内装を一緒にDIYしてくれた。手作り感あふれる優しい店内になっている」と話す。

 今後について、加藤さんは「今までは郊外に店があり、なかなか足を運ぶことができなかった人も、今回の店は駅前にあるので気軽に足を運んでほしい」と話す。「福島に県外から人を呼び込めるような店を目指し、もっと全国に知られるような醸造家を目指したい」とも。

 同店は現在、店のオープンと醸造所拡大を目指して、クラウドファンディングで協力を呼びかけている。目標金額は300万円。募集は11月まで。リターンには、新しい醸造所で造られた新作クラフトビールやオリジナルグッズを用意。集めた資金は醸造設備購入や店舗改修に充てるという。

 営業時間は、ランチ11時30分~14時、ディナー15時~22時。日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース