福島・さくらに9月23日、パン工房「Shogetudo(ショウゲツドウ)」(福島市さくら3)がオープンした。

焼きたてのパン

　総菜・弁当・菓子の製造や販売を行う「松月堂」が新事業として取り組む同店。オープンのきっかけについて、スタッフの安田さんは「現在、隣接する商業施設『ごちそう館』では和食の弁当や総菜を提供している。新しい事業として、今までと違ったジャンルでパンを販売したいと思いオープンに踏み切った」と話す。「コロナ禍でもドライブスルーで販売することで、接触を少なく購入できるのも特徴」とも。

　販売しているパンは全部で約10種類。同店「お薦め」メニューは、「食パン」（324円）と「こしあんパン」（178円）。「こしあんパン」は従業員と試作を繰り返し作り上げたという。「全てのパンが食パンの生地を元に作っており、生地からバターの風味が感じることができるのが特徴」と安田さん。

　安田さんは「工場直営できたてのパンを楽しんでほしい。年中無休で営業しているので、旅行やお出かけ前に気軽に立ち寄ってほしい」と話す。今後については、「品質を落とさずにおいしいパンを作り続けたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時～15時。工房で作ったパンはドライブスルーのほか、隣接する商業施設「ごちそう館」でも扱う。