福島・南矢野目に9月30日、わらび餅店「とろり天使のわらび餅」(福島市南矢野目古屋敷、
TEL 024-563-7657)がオープンした。全国で160店舗を展開している同店。県内ではいわき市、郡山市に続く3店舗目となる。
同店の「わらび餅」は山菜のワラビの根の部分10キロからわずか70グラムしか採れないという貴重な「本わらび粉」を使う。材料の配合や炊き方などで試行錯誤を重ね、「柔らかさを追求したことで生まれた究極のとろとろ食感」を味わうことができるという。同店で使っている「きな粉」も、本来の風味がより際立つように焙煎(ばいせん)温度や時間などにもこだわった砂糖不使用の「きな粉」を使っている。メニューは6種類で、期間や季節限定メニューも用意。
同店「お薦め」メニューは、「生わらびもち」(小サイズ600円、大サイズ1,080円)と「飲むわらびもち」(680円)。「『生わらびもち」は口の中に入れた瞬間にとろけるような食感が特徴」だという。「『飲むわらび餅」は、従来の弾力のあるわらび餅と異なりとろとろとした食感で飲むこともできるわらび餅。新しい食感を体験してほしい』と小阪さん。
オープンを迎えて、小阪さんは「福島の人にわらび餅が新しい食文化として浸透していけばうれしい。」と話す。「わらび餅を食べたことがある人もない人も、一度食べに来てほしい。」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~19時。