子ども食堂「ハラクッチー」が1月22日、二本松市福祉センター(二本松市亀谷)で開催された。
「地域の子育て支援」「子どもの居場所作り」などを目的に活動するNPO法人「あだたら青い空」が開いた。今回の参加者は子ども13人、大人10人、スタッフ5人の計28人。同NPOは毎回子どもたちからリクエストがあったメニューを親子で調理して皆で食べるスタイルをとる。今回調理したのはクリームシチュー、フルーツサラダ、クッキーだった。
同NPOの佐藤昌弘理事長は「福島県の子ども食堂は人口に対しての子ども食堂の数が全国でも少ない方なので必要としている人が多い。増やすためにもいろんな方面からのご支援が必要。この活動をもっとたくさんの方に知ってほしい」と話す。
ボランティアスタッフの尾形智子さんは「子どもたちがここに来るようになって、食べ物の好き嫌いが少なくなったという話を親御さんから聞いてとてもうれしい。この活動を通じて少しでも食育につながれれば」と思いを寄せる。
地元の小学2年生の参加者は「もう10回以上参加している。包丁で切っているときが楽しい。自分で作ったものをみんなで食べられておいしい」と笑顔を見せた。
開催は毎月第2・第4日曜の10時~14時。参加は事前申し込みが必要。